新陽税理士事務所の税務調査の対応スタンスについて
こんにちは。札幌の税理士の吉田です。
税務調査の立ち会いは、その立ち会う税理士事務所により対応が違います。誰一人同じような対応はないと思います。
そこで、弊所の対応を書きたいと思います。
完全なシロと完全なクロを明らかに
まずは調査前の事前の確認段階で、法律的にシロのもの、クロのもの、これを区分けしておきます。
完全にシロのものは税務調査官がどう言ってこようと、シロで間違いありません。
逆に完全にクロのものは、こちら側がどうあがいてもシロにはできません。
まずこれを区分けして、案件の洗い出しを行います。
シロでもクロでもないグレーゾーンの処理
税法は法律で100%定められていないグレーゾーンな取引があります。
それに関してはクロで認めるとクロになりますが、シロと主張しても、調査官が「それはクロでしょ」と言ってくる場合があります。
私たちのスタンスとして、グレーゾーンに関しては、反論材料をきちんと用意して調査に臨みます。
また、グレーゾーンと一言に言っても、シロに近いグレー、クロに近いグレーとありますので、私たちの経験測や税法の成り立ち、各種判例からどの程度のグレーなのかもお伝えします。
グレーゾーンに関しては、隠したり盛ったりなどしていないので、否認されても見解の相違になります。
もちろん、リスクも説明させて頂いた上で、代表者様にご決断していただきます。
グレーゾーンに関しては私たちも税法を駆使して戦います。
交渉(駆け引き)などについて
税務調査とは不思議なもので、ある程度交渉が通用する場合があります。
やみくもに「もっと追徴課税を減らしたい」と言っても、それは調査官に受け入れてもらえるはずもありません。
調査全体の状況、各種否認事項の状況などに照らし総合的に勘案して交渉します。
個人的なことですが、「総合的に勘案」という言葉はあいまいで嫌いなのですが、この場は総合的に勘案するしか良い表現がありません。
あまりにもこちら側の失点が大きい場合は、とても交渉の余地がなかったりします。
法律的に杓子定規に進める部分とそうでない(交渉)の部分をきちんと区分けして調査に臨みます。
外部への投資
新陽税理士事務所では税務調査の対応をきちんとできるように、外部に費用をかけて以下のことをしています。
・税務調査の研修
・元国税調査官の意見を聞く
・その税目に強い税理士等の意見を聞く
・各種税法のデータベース
上記で3桁に近いくらい費用をかけ、また時間もかけて税務調査の対応力を上げていっております。
対応力を上げても、状況によって、反論の余地なしとなる場合もあるかも知れませんが、全力でお客様の力になれるようにさせていただきます。
少しでも不安が解消されることを願っております。
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